【翻訳】The Epic Stormのカード選択(Card Choices - The Epic Storm)

www.theepicstorm.com

上記のサイトの記事に興味があったので、初めてで拙いですが翻訳してみました。

 ※この記事は2016/6/21に掲載されました。

 

 

目次

 

サンプルリスト

2016/12/20付けで上記のサイトに掲載されたデッキリストです。記事は同年6/21に書かれたものなので、解説されていないカードもあります。

spells 47

4《渦巻く知識/Brainstorm

4《思案/Ponder》

4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》

3《強迫/Duress》

4《炎の儀式/Rite of Flame》

4《暗黒の儀式/Dark Ritual》

1《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》

4《冥府の教示者/Infernal Tutor》

3《燃え立つ願い/Burning Wish》

1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》

1《炎の中の過去/Past in Flames

1《むかつき/Ad Nauseam》

4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》

4《水蓮の花びら/Lotus Petal》

2《金属モックス/Chrome Mox

lands 13

4《汚染された三角州/Polluted Delta》

4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》

2《Underground Sea》

1《Volcanic Island》

1《Badlands》

1《沼/Swamp》

sideboard 15

1《Bayou》

2《外科的摘出/Surgical Extraction》

2《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》

4《突然の衰微/Abrupt Decay》

1《ぶどう弾/Grapeshot》

1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》

1《炎の中の過去/Past in Flames

1《虐殺/Massacre》

1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》

1《闇の請願/Dark Petition》

 

ここから記事の翻訳です。役割ごとに分けてスペルの解説をしています。

Tutor Effects(チューター呪文)

f:id:prowess11:20170328112323p:plain

《燃え立つ願い/Burning Wish》

 以前に言及したようにThe Epic Storm(以下、略称:TES)を定義付ける特徴のひとつだ。信じられないほど強力であり、やれることが豊富な臨機応変なカードである。《燃え立つ願い》は解答を与えてくれるか、もう1つの勝ち筋になることによって、TESにとって問題となるカードへの解答を取らなくてもよくなる。《燃え立つ願い》がこのデッキにもたらしてくれる素晴らしいことの1つが、ほとんどのゲームで死に札になりやすい《苦悶の触手》をメインボードに取る必要がなくなることだ。

 ウィッシュボードはストームエンジン、フィニッシュカード、妨害スペルと少しの解答から成る。我々が利用できるサイドボードのスロットを最大限に活かしきれないことがないように、サイドボード全てを《燃え立つ願い》のサーチ対象にしないようにしていて、大体6,7枚以上のサーチ対象を取らないようにしている。

 最終的にデッキに《燃え立つ願い》が組み込まれるようになり、他のストームデッキと比較して脅威の密度はとても高くなった。これはキャントリップによって脅威となるカードを探す時間を短縮することを意味する。

 

《冥府の教示者/Infernal Tutor》

 このカードをキャストした時に優先権を維持し、そのレスポンスで《ライオンの瞳のダイアモンド》の起動効果を使用することがどれだけ大事かを語ってきたが、まだ十分だと言うことができない。また、手札の同名カードをサーチできることが重要だということもだ。私はストームを使用している人がゲーム中盤に視野が狭くなってしまい、これを完全に見落としているのを見たことがある。

 

Draw Spells(ドロースペル)

《渦巻く知識/Brainstorm

 とんでもなくプレイするのが難しいスペルはそれ自身によってゲームメイクすることもゲームプランを崩壊してしまうこともできる。《渦巻く知識》は2種類のカードを必要とするハンドを整え、一度にそれらを探し、状況によっては要らないカードを戻すことができる。ハンデスのあるマッチアップではデッキトップにカード留めておくことが重要で、手札のカードを守るために使用する。TESをプレイする時に、キャントリップの優先順位付けは極めて重要だが、1ターンキルにはカード1枚足りないゲームもまたある。私はゲームの第1ターンのメインフェイズに《渦巻く知識》をよくやる。私は何人かのプレイヤーから馬鹿にされたが、私としては許容されるプレイだと考えている。それを求める必要のあるシチュエーションでは、そのためにやったのであって、ただ《渦巻く知識》を無駄にしているわけではない。

 私は大抵の場合《渦巻く知識》の前に《思案》をよくキャストする。シャッフル手段との組み合わせは一般的に《渦巻く知識》で積んだ不要牌を引かないようにするテクだ。数ターン、《渦巻く知識》を手札に抱えておく時もある。スペルを引き続けて、要らないカードを戻したい時だけに《渦巻く知識》をキャストするのも正しいプレイだ。

 

《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》

 このカードはレガシーで最も過小評価されている内の1枚であり、最高なカードの1枚である。このカードは本当に信じられない!マナコスト無しで、スピードを上げ、プレイに一貫性を与えて、ストームカウントを増やしてくれる。これらが情報を得ている間に全て得られる。そして、このカードは《Force of will》に怯えずに済むようにしてくれることがある。《ギタクシア派の調査》をキャストするまでは、相手がこちらを止めるのに十分なカードを持っているかどうかを知らないままなので、大量のハンドはこちらの動きを止めることができる。未だにそれは時々起こるとは言え、決して昔の頃ほどじゃない。

 《ギタクシア派の調査》のもう1つ凄いことは《ライオンの瞳のダイアモンド》がある時の有用性である。変なことを言ってるように聞こえるかもしれないが、そうではないのである。チューター呪文を唱えることができないが、《渦巻く知識》か《思案》がある場合に、《ライオンの瞳のダイアモンド》を置き《ギタクシア派の調査》をファイレクシアマナで唱える(優先権を維持してLEDを起動する)、そうすることでチューター呪文を唱えることができる。そのシチュエーションでは《巣穴からの総出》、《むかつき》も使用する(原文には記述されていませんが、呪文を《思案》や《渦巻く知識》でデッキトップに置いておく準備が必要です)。最後に、明白なことだが《陰謀団式療法》とのシナジーは素晴らしい。

 

《思案/Ponder》

 探しているカードを最も見つけられる可能性があるキャントリップだ。《渦巻く知識》《ギタクシア派の調査》と比べて、最も深く掘り下げられる(《思案》は4枚までのカードを見ることができる)。このため《渦巻く知識》と《思案》の両方がある手札では、《渦巻く知識》の項で述べた通り、普通は《思案》からキャストする。《渦巻く知識》のように《思案》のベストな利用法は《汚染された三角州》などのフェッチランドとある時だ。また、《渦巻く知識》のために、フェッチランドのように《思案》をシャッフル手段として使用するのは理想的でない。私は《思案》のシャッフルに積極的にならないように注意している。

 

Protection Spells(妨害スペル)

《陰謀団式療法/Cabal Therapy》

 初期のThe Epic Stormでは《スレイベンの守護者、サリア》や《Force of will》をディスカードさせるためにサイドボードに少し取っていたぐらいだった。このカードは今や多くの賛辞が贈られ、メインボードでの手札破壊の定番となっている。同名のカードを全てディスカードさせる能力と《ギタクシア派の調査》《巣穴からの総出》とのシナジーによって、事実上の《精神錯乱》のようになっている。ストームへの対策がヘイト要素のあるパーマネントとパーミッション要素のあるスペルの両方となったメタゲームにシフトしたため、それら両方をディスカードすることが可能であり、ライフの損失を避けるためにも絶対に切り捨てられない選択肢となった。

 

《強迫/Duress》《思考囲い/Thoughtseize》

 メタゲーム次第ではこれらのカードもまた注目される。もし、デス&タックスやマーベリックが流行ったら《思考囲い》はよいカードになるだろう。青をベースとしていて脅威となるクリーチャーが入っていないデッキが支持されるなら《強迫》がよい。それら両方に対してディスカードさせるためにも、この枠に《陰謀団式療法》はキープしておくつもりだ。デッキのこのスロットは脅威に対して融通の効く部分だ。昔は《沈黙》のために、より色を取る構築だったのだ。

 

Game Winning Spells(勝利手段となるスペル)

《巣穴からの総出/Empty the warrens》

 このカードについては何度も言及しているが、繰り返そう。TESは《苦悶の触手》よりも《巣穴からの総出》を採用する。なぜなら、6,7ストームでも総出を唱えれば簡単にゲームに勝つだろうが、触手は致死量未満では全然ダメだという問題があるからだ。必要なストーム数がより少なく、《むかつき》の5マナよりも低いマナコストのフィニッシュカードを採用することはTESのスピードを劇的に向上し、時にはベルチャーのようにゲームに勝つことができる。《陰謀団式療法》の項で述べた通り総出にはシナジーもあり、ゴブリントークンを守ると同時に相手の手札をズタズタにできる。

 

《炎の中の過去/Past in Flames

 The Epic Stormは《陰謀団の儀式》を1枚挿すことで《炎の中の過去》を支援することができた。両方が揃うことは稀に見えるかもしれないが、あなたが思っているよりもそれは起こることなのだ。よくあるパターンは、《炎の中の過去》を引いている時に《冥府の教示者》と《ライオンの瞳のダイアモンド》のコンボで《陰謀団の儀式》をサーチすることだろう。《陰謀団の儀式》をキャストし、それから《炎の中の過去》をフラッシュバックさせる。《炎の中の過去》は、手札破壊戦略と青をベースとしたデッキの両方に対して素晴らしいと同時に、デッキを中盤から後半に強くしてくれる

 

《むかつき/Ad Nauseam》

 The Epic Stormはレガシーの中で最も《むかつき》を扱えるデッキだ。《金属モックス》はマナコストの平均値を下げるだけでなく、追加の《水蓮の花びら》のようになり、《むかつき》のカードパワーを上げることになる。《むかつき》が主要なストームエンジンでありゲームプランであり、そのポテンシャルを最大限に発揮するようにデッキを構築している。

 覚えておいて欲しいのが《むかつき》はインスタントだということである。エンドステップの《渦巻く知識》などに対応してキャストすることも出来るのだ。さらに、《金属モックス》に対応して《むかつき》をキャストし、それに対応して《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動する「金属モックストリック」というものがある。《むかつき》をキャストする前には刻印するカードがなくても、《むかつき》を解決した後に刻印するためにこれを行うことがある。

 

Fast Mana(マナ加速)

f:id:prowess11:20170328112407j:plain

《炎の儀式/Rite of Flame》

 The Epic Stormを定義付ける特徴の1つで、このデッキを早く始動させる理由の1つでもある。マナコストが1であることは2つの理由で重要である。一つ目は他の2マナのリチュアル呪文よりも早く唱えられることである。もう一つは《むかつき》への影響だ。《炎の儀式》が赤2マナを生成してくれていることを見落とさないで欲しい。これのおかげで1ターンの間の《燃え立つ願い》と《巣穴からの総出》の両方を受け入れられる赤マナが用意されているのだ。2枚の《炎の儀式》は第一のフィニッシュカードである《巣穴からの総出》を唱えるだけのマナを用意してくれるが、3枚以上の《炎の儀式》がある場合は、もう少し面白くなる。特に、《炎の中の過去》を唱えるために《炎の儀式》を《冥府の教示者》で公開するのはお気に入りのプレイだ。大抵、《炎の儀式》は《暗黒の儀式》と同程度だが、特殊な状況ではさらに良くなる。

《炎の儀式》によるマナ生成(1ターンに赤1マナからキャストした場合)

・《炎の儀式》1枚 - 赤2マナ

・《炎の儀式》2枚 - 赤4マナ

・《炎の儀式》3枚 - 赤7マナ

・《炎の儀式》4枚 - 赤11マナ

 

《暗黒の儀式/Dark Ritual》

 このデッキの中でも、レガシー全体においても最も強力なカードの1枚である。もし、《炎の儀式》などのリチュアル呪文を持っている時には、《暗黒の儀式》をインスタントタイミングで2番目にキャストすることがある。《目くらまし》や《呪文貫き》、時には《狼狽の嵐》がプレイされた時にはこれが役に立つ。

《暗黒の儀式》によるマナ生成(1ターンに黒1マナからキャストした場合)

・《暗黒の儀式》1枚 - 黒3マナ

・《暗黒の儀式》2枚 - 黒5マナ

・《暗黒の儀式》3枚 - 黒7マナ

・《暗黒の儀式》4枚 - 黒9マナ

 

《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》

 このカードはほとんどの1ターンキルの原因となり、ゲーム全体の流れを変えてくれる。《ライオンの瞳のダイアモンド》を使用する際には、優先権をパスしたり、「何かありますか?」と確認する前に優先権を維持してあなたのスペルに対応して起動しなくてはいけないことを知っていて欲しい。手札にカードがある状態で《冥府の教示者》とセットで使用する時、《冥府の教示者》をキャストし、それから「暴勇」を達成するために《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動することは重要だ。

 LEDを適切な時にプレイするのも大事だ。私はマッチアップ次第でプレイがかなり異なる。たまに戦場に置き相手を脅しておくが、手札またはデッキトップに隠しておくこともある。私は大体《冥府の教示者》や《燃え立つ願い》の直前にプレイする。こうすることで《突然の衰微》のようなカードで破壊されずに済む。

 

《水蓮の花びら/Lotus Petal》

 欠点のないマナソースで、いつあっても嬉しい(特に《むかつき》からめくれると嬉しい)。《金属モックス》と《水蓮の花びら》は早期ターンでのコンボを可能とし、タダでストームを稼いでくれる。覚えておきたいのがこれらもまたマナを整えてくれることで、特に《突然の衰微》をサイドインする2本目からのゲームの時なんかがそうだ。

 

《金属モックス/Chrome Mox

 ANTとTESとを分けるカードだ。我々は一貫して、遅いゲームと引き換えに早期のゲームを取ること選んだ。《金属モックス》は《巣穴からの総出》や《むかつき》を唱えるための追加のマナを与えてくれる。《金属モックス》は、そのターンの《むかつき》の後のコンボが続くための最初のマナを与えてくれるため、《むかつき》後の成功率が大きく上がった要因だ。最近、リストの《金属モックス》の枚数が行ったり来たりしていた。

 

《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》

 初期のリストには入っていたカードだったが、次のような理由で戻ってきた。一つ目の理由は《燃え立つ願い》→《闇の請願》→《むかつき》とサーチするのに十分なマナを生成するためだ。二つ目の理由が《炎の中の過去》を強力なオプションカードに引き上げることだった。覚えておいて欲しいのが、《ライオンの瞳のダイアモンド》と《陰謀団の儀式》には素晴らしいシナジーがあることだ。もし可能なマナがあるならば、《燃え立つ願い》や《冥府の教示者》に対応して《陰謀団の儀式》をキャストし、優先権を維持して《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動するとスレッショルドを達成できることがある。

 

Mana Base(マナベース)

《汚染された三角州/Polluted Delta》《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》

 TESの《汚染された三角州》と《血染めのぬかるみ》については多くのことが言える。まず第一には適切な色マナを提供してくれることだが、それ以上にフェッチランドであるため《思案》や《渦巻く知識》のためのシャッフル手段となってくれるのがよい。また、これらは《不毛の大地》や《リシャーダの港》のようなカードからマナを守ってくれる。TESが他のストームデッキよりもランドの枚数が少ないことを考慮すると、これは重要である。《Bayou》を含めた、デッキの全てのランドをサーチ可能であるフェッチランドはこれらだけである。

 

《Underground Sea》《Volcanic Island》《Bad Lands》

 サーチ可能で、(5色ランドのような)欠点がなく、必要とするマナを提供してくれるランドである。数年を経て枚数は変化した。最初は入ってなかったのだが、それから長い間は2,3枚となり、最近は4,5枚までになったのである。デュアルランドの枚数は議論の元になることであるが、私は《Underground Sea》と《Volcanic Island》を2枚ずつにするのが好みだった。最近は赤のマナソースを《Volcanic Island》と《Bad Lands》に分けている。

 

《沼/Swamp》

 基本的に破壊されないマナソースだ。《不毛の大地》に直面している時にハンデスを唱えるマナを提供してくれて、白いデッキに対しては《虐殺》のための破壊されない"沼"にもなる。

 

Sideboard(サイドボード)

《Bayou》

 《Bayou》を採用する理由は(2本目以降のゲームで)1ターン目に《ザンティッドの大群》を唱えて、2ターン目にコンボに必要な色マナを欠かさないためだ。もしコンボができなかったとしても、黒マナがハンデスによって相手のプランを崩してくれる。なぜ《Tropical Island》や《Taiga》よりも《Bayou》が優先されるかの理由はこれだ。《ザンティッドの大群》が有用なマッチアップでは可能な限り早く黒マナにアクセスしたいのだ。

 

《突然の衰微/Abrupt Decay》

 一般的なストーム対策のパーマネント全てに対して素晴らしい解答になってくれる。主に《虚空の杯》や《相殺》のためだが、《突然の衰微》はまたヘイトクリーチャーにも持ってこいだ。リストではそれ以上の「《翻弄の魔道士》に対する《紅蓮破》」などのカードを取っていない。最近、エルドラージデッキを倒すために3枚から4枚に増量した。

 

《ハーキルの召還術/Harkyl's Recall》

 レガシーにエルドラージデッキが現れたので最近になって加えた。《虚空の杯》、《アメジストのとげ》はストームにとって本当に恐ろしい。《ハーキルの召還術》はそれらのカードを退かしてくれるのだ。《難題の予見者》や《歪める嘆き》は未だにがっちりとこちらを止めてくるが、これらを対策するのは容易ではない。また、《ハーキルの召還術》はMUDをベースとしたデッキやLandsにも適用できる。

 

《思考囲い/Thoughtseize》

 《燃え立つ願い》からサーチできる妨害だ。クリーチャーが多いマッチアップでの2本目からはメインの《強迫》と入れ替える。《Force of will》とヘイトクリーチャーを落とす能力は《強迫》と《コジレックの審問》とを包括していると言える。ライフロスはメタゲームのスピード次第では問題になる。コンボデッキとのマッチアップでは《巣穴からの総出》と入れ替える。

 

《虚空の罠/Void Snare》

 《燃え立つ願い》からサーチできるバウンス呪文だ。M15に収録されたこのカードは《神聖の力戦》を採用しているかもしれないし、していないかもしれないデッキに対して、《蒸気の連鎖》をサイドボードに取る必要をなくしてくれるのが素晴らしい。以前はウィッシュボードのカード1枚では対処できなかった、各種アンチストームのパーマネントの解答になるのもさらなる利点となる。

 

《ぶどう弾/Grapeshot》

 人々はこれをただのスタンドプレーと思っているようだが、それは確かにサイドボードのベストなオプションなのだ。元々の目的は《苦悶の触手》が選択肢になかったとしても、クリーチャーをベースとしない代替のダメージ手段だった(それはあなたが思ってるよりも発生するのだ)。特に《グリセルブランド》を擁するマッチアップの時だ。しかし、今はそれの第一の機能は相手のライフを削ることも《燃え立つ願い》で回収することも可能なクリーチャー除去になっている。《ぶどう弾》は《紅蓮地獄》系のカードをサイドインしたくなるようなマッチアップでサイドインする。それだけでなく勝利手段となるもう一つの可能性もある。また、《巣穴からの総出》の後にブロッカー排除やトドメにもなる。

 

《巣穴からの総出/Empty the Warrens》

 サイドボードに《巣穴からの総出》の2枚目を取ることで、デッキに5枚取ってるようになる。これは《むかつき》からのコンボの確率を下げずに最大限の枚数を取るベストな方法だ。

 

《炎の中の過去/Past in Flames

 TESの第三のオプションだ。強力とは言えANTと同じほど利用することはない。《炎の中の過去》の美しい所は《ギタクシア派の調査》をフラッシュバックしてくれることだ。ストームを劇的に稼いでくれ、手札を立て直してくれる。このカードの他に素晴らしい所は、自身もまたフラッシュバックを持っているのが青をベースとするデッキには有効だということだ。

 

《苦悶の触手/Tendrils of Agony》

 メインデッキに入れる不便さを軽減するために、サイドボードに移された。《苦悶の触手》を使用する大抵の場合は、それをキャストする前に《燃え立つ願い》をキャストするのに十分以上のマナがあることが分かったのだ(なのでメインボードになくてもいい)。《苦悶の触手》をサイドインするのがベストなときもある。それは《巣穴からの総出》のゴブリントークンを除去するカードを沢山積んでいるデッキとのマッチアップだ。

 

《闇の請願/Dark Petition》

 基本的には《むかつき》をサーチするためのサイドボードの《冥府の教示者》のようなカードだ。《燃え立つ願い》→《闇の請願》→《むかつき》には9マナ必要だが、人々が思うよりもそれはよく起こるのだ(しかし、魔巧していなくてはならない)。《陰謀団の儀式》を使う構築ならば、必要なマナをより簡単に集められるので《闇の請願》は非常に強力だ。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 元ページにはメインボードとサイドボードの候補カードや各マッチアップでのサイドボーディング(http://www.theepicstorm.com/sideboarding-guide/)も紹介されているので、興味のある方は是非、目を通してみてください。