【翻訳】Ramp Wasn’t Great Against Ramunap Red, But It Will Beat the Anti-Red Decks - By Pascal Maynard

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(以下訳) 

 プロツアーでいい結果は出せなかった。その原因の一端には、私のチームが赤単がどれだけ素晴らしいかを見誤ってたことがある。

 我々は赤単の評判が良かったことは知っていた。だが、緑黒巻きつき蛇とほぼ同数で、それぞれ15%ずつで合計してメタゲームの30%を占めるだろうと考えていたのだ。赤単は素晴らしいが、強豪チームがそれより良いデッキを見つけられない程ではないだろうと私は考えていた。本質的にFace to Face,CFB ice,CFB fire,Pantheonなどのスーパーチームに所属していない人達は赤単を手に取り、そしてスーパーチームは赤単と相性がいい緑黒を手に取ることを予想していたのだ。

 もし、そのケースが発生していたなら、ランプという私の選択は素晴らしかっただろう。なぜなら、ランプは基本的に赤単を倒そうとするほとんどのデッキと相性がいいからだ。

 ビッグネームの多くが赤単を使用していると判明した時には、ありふれた死の運命が待ち受けていた。

 

Red-Green Ramp

Lands

4《隠れた茂み/Sheltered Thicket》

3《獲物道/Game Trail》

3《ハシェプのオアシス/Hashep Oasis

1《ラムナプの遺跡/Rumnap Ruins》

2《見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods》

2《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》

1《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》

5《森/Forest》

3《山/Mountain》

Creatures

4《歩行バリスタ/Walking Ballista》

3《世界を壊すもの/World Breaker》

2《絶え間なき飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》

Spells

4《楽園の贈り物/Gift of Paradise》

4《削剥/Abrade》

4《約束の刻/Hour of Promise》

3《破滅の刻/Hour of Devastation》

2《ウルヴェンワルド横断/Traverse of Ulvenwald》

2《苦しめる声/Tormenting Voice》

4《コジレックの帰還/Kozilek's Return》

4《開拓+精神/Spring+Mind》

Sideboard

4《難題の予見者/Thought-Knot Seer》

2《マグマのしぶき/Magma Spray》

2《捲土+重来/Struggle+Survive》

2《僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowl》

1《木端+微塵/Cut+Ribbons》

1《高木背の踏みつけ/Arborback Stomper》

1《墓後家蜘蛛、イシュカナ》

2《チャンドラの敗北/Chandra's Defeat》

 

 我々はリストを調整するのに多くの時間を費やした。さらに重要なことに赤単とのマッチを完全に捨てるべきかを思案するのに多くの時間を費やした。

 結果的には、調整をするにつれて、他のマッチアップを損なわずに赤単とのマッチアップは良くなっていった。他のマッチアップのためには多くのスロットは必要ではなく、サイドボーディングの時には《難題の予見者》が赤単と青白モニュメント、現出、ミラー、コントロールといったマッチアップで綺麗にカバーしていたのだ。

 残念だったのは"良くなっていった"のだが、一番良かった時でも、あまり好感は得られなかったことだ。その時はそれでよしとしていた。赤単は全体の15%しかいないと予想していたからね。

 その他のマッチアップは好感触だった。《削剥》を序盤に引けなければ、《牙長獣の仔》を擁するティムールエネルギーと緑黒巻きつき蛇が時々問題になったので、サイドボードに《木端+微塵》を用意した。

 

《楽園の贈り物》《開拓+精神》

  これらはもしかしたらリストの中で最も興味が引かれるカードかもしれない。Mark Jacobson が「ランプ病」、一般的に言えば「フラッド」を和らげる方法として、これらの2枚のカードを採用するアイディアを思いついたのだ。

 《精神》を余波するのと《否認》をサイドボードに入れるのに、デッキには元々《島》が2枚入っていた。だが、我々は《否認》が欲しいマッチアップが実際には全くいないことにすぐに気が付いた。《難題の予見者》の方がより良く、2枚の《島》はマナベースを僅かに不安定にしていたのだ。また、ゲームがよっぽど遅くなければ、余波する暇は滅多にないし、それまでには《楽園の贈り物》を引いているという結論になった(それは補助無しで《精神》を唱えられるのだ)。《楽園の贈り物》は《砂の下から》のようなカードと対比した時には《見捨てられた神々の神殿》の価値を少し下げていることになる。しかし、3点のライフはこのデッキにとって、赤単以外に対してでも極めて重要なのだ。《奇妙な森》の手掛かりもこのことよりは大幅に価値が低い。

 

《絶え間なき飢餓、ウラモグ》《ウルヴェンワルド横断》《歩行バリスタ》《苦しめる声》

 白羽の矢が立ったこれらのカードをそれぞれ何枚にするかは徹底的にテストした。例えば、横断はフラッドしていなければ何枚もプレイすることはあまりできなかった。このデッキは昂揚は可能だが、大抵は《歩行バリスタ》を引くことが要求される。《苦しめる声》は、戦場が左程でもないマッチアップで《コジレックの帰還》を捨てるためだけでなく、昂揚を助けるためにも入っている。

 デッキに"脅威"を入れすぎたように私は思う。《約束の刻》を引かなければ《絶え間なき飢餓、ウラモグ》を2回以上プレイすることはあまりなかった。

 《歩行バリスタ》は序盤も終盤もスムーズに対応する。序盤にプレイすれば赤単に対して有用で、終盤は《ウギンの聖域》を経由して《絶え間なき飢餓、ウラモグ》《世界を壊すもの》になる。

 

《僧帽地帯のドルイド

 これは妙なサイドボードカードだよね?最後の最後で追加したんだ。さらに積むことだってありえるんだから、早く気付いていたらなと本当に思うよ。1/3というサイズは赤単に対して完璧だし、私は《難題の予見者》をサイドインするので、ドルイドは手際よくそのマナランプをしてくれる。

 この2マナのドルイドは除去カードのせいでメインデッキには入れられなかった。もし、マナランプカードに信頼性がなければ、みっともないゲームをすることになるだろう?サイドボード後に《致命的な一押し》や《削剥》を入れている人は滅多にいないだろう。そして、そのことは《僧帽地帯のドルイド》を、特定のマッチアップで死に札がある時にサイドインする多目的なカードにしてくれる。

 

今後は

 プロツアーはこのリストを使用して良い結果は出せなかったが、メタゲームが進めば、もしや素晴らしいデッキ選択になるのではと思っている。赤単は倒されるはずだ。緑黒などの本来使われると私が思っていたデッキを人々が使い始めるだろう。赤単が少しでも減ってくれれば、ランプのようなデッキが活躍する余地はある。